マクロビオティックとは・・・?

 マクロビオティックとは非常に解釈の広い分野の学問であり、食事法であります。穀物、野菜、豆類、ナッツ類、根菜、海草、果物などを主体にした食事法です。さらに言えば、砂糖、化学調味料を使わない(水飴・甘酒・甜菜糖・メープルシロップなどで代用)。肉類や乳製品は食べない。

マクロビオティックが非常に注目されている原因としては、がんやアレルギー、花粉症などの病気に対する薬からではなく食による改善を考える人が非常に増えてきているのではないかと思います。マクロビオティックの考えというより、食が原因でがんなどの生活習慣病やアレルギーが増えているので食を改善することによってがんなどの病気を軽減させたり、治療していく考えは当然ではないでしょうか?

 マクロビオティックは最近、ようやく認知度が上昇していますが、決して流行ものではございません。桜沢如一氏がマクロビオティックとマクロビオティックの基礎となる無双原理という哲学を提唱したことが始まりです。欧米で始まったものと捉えられがちですが、『made in Japan』です。マクロビオティックを実践している主な有名人としてはマドンナが有名。マクロビオティックを実践したきっかけとしては歌手のマドンナが息子のアレルギーを治すために雇った日本人シェフが勧めた事から、息子だけでなくマドンナもマクロビオティック愛好家となった事で話題となり、注目され始めた。
 マクロビオティックで多くの流派が存在し、非常に混乱される点ではないでしょうか?マクロビオティックは50年ほど前から存在し、海外に伝えられるなどしたために非常に多くの解釈を残したゆえ、様々な『答え』が存在します。

 まず考えていただきたいのはマクロビオティックには唯一の答えが存在しないことです。そこには人間の食への欲求、好き嫌い、文化の違いなど非常に複雑な要素が絡まっているため余計に複雑です。混乱せずに気楽に実行してみてください。私の場合は、マクロビオティック実践家というよりも『フィットフォーライフ』実践家です。非常にマクロビオティックの考えとフィットフォーライフの考え方は似ています。違いを言えば、マクロビオティックの考えよりもフィットフォーライフの考えのほうが、比較的肉や魚に対して柔軟な立場です。さらに科学的な理解を得ることができるのでマクロビオティックの考えを吸収するよりも、マクロビオティック初心者としては実行は比較的容易なので非常にオススメします。本当に必要なのはマクロビオティックの知識ではなくて実行できる健康法です。

 マクロビオティックは頭で理解するものではなく健康の基礎として実行するものです。
フィット・フォー・ライフ